秋が深まりを感じるここ最近。
芸術の秋。食欲の秋。読書の秋。スポーツの秋!色々あるけれど今日は「食欲の秋!」という方にぜひ知ってもらいたい、胃や腸の働きをサポートするハーブについてご紹介します。
美味しいものをもっと美味しく頂くために、ぜひお役立てください^^
目次
消化力が弱まる原因
美味しい物が盛りだくさんの秋は、ついダラダラと口に物を運んでいる時間が増えています。食べ過ぎは消化吸収にエネルギーを多く必要とします。長時間、胃腸を酷使していると負担がかかり機能が弱まってしまいます。
その結果、
消化吸収がうまくいかない→ 消化不良・胃痛・胃もたれ・便秘→ 体の疲れ・不快感→ 気分の落ち込みといった不調につながりやすくなります。
【消化機能が弱まる要因5つ】
食事量の多さ
脂っこい食事
咀嚼数の少なさ
冷たい食べ物・飲み物の多さ
胃液、消化酵素不足
日頃食べるものを、常温〜暖かいものにするといった小さなことからでも、体の反応は変わります。おうちにハーブがなくても体のために出来ることからぜひ取り入れてみてくださいね。
症状別おすすめハーブ
ここでは消化不良、胃もたれ、胃痛や腹痛に、おすすめのハーブをご紹介します。
消化不良
![](https://simplyherblife.com/wp-content/uploads/2021/11/orange-peel-1024x683.jpeg)
![](https://simplyherblife.com/wp-content/uploads/2021/11/lemongrass.jpeg)
柑橘の香りが神経をリラックスさせ副交感神経のスイッチをオン。消化吸収を助け、食欲不振や消化不良の改善に最適です。食後にお茶として取り入れると良いでしょう。
胃もたれ
![](https://simplyherblife.com/wp-content/uploads/2021/11/ミント2-1024x682.jpeg)
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ミント系は鎮静効果が高いため、胃炎や消化不良を落ち着かせます。また、胆汁の分泌を促す作用があるため脂肪の消化促進につながってきます。食前や食中に摂取すると良いと言われています。
胃痛・腹痛
![](https://simplyherblife.com/wp-content/uploads/2021/11/カモミール-1-1024x683.jpeg)
消化器系のけいれんや炎症に働きかけ鎮静させるため痛みが和らぎ、胃痛や胃炎の症状の軽減につながります。腹痛を感じたらその都度、温かいお茶にして取り入れると良いです。
胃腸に良い!芳香族と苦味族ハーブ
![](https://simplyherblife.com/wp-content/uploads/2021/11/photo-1566792720002-d52fdf3d050a-1024x683.jpeg)
胃腸を整えるハーブは他にも様々な種類があります。植物療法の世界ではそれぞれ役割の異なる「芳香族」と「苦味族」の大きく2つのアプローチ方法で分けられています。
芳香族
胃痛・腹痛や消化不良といった症状の緩和に効果的。筋肉の働きをスムーズにすることで神経をリラックスモードにし消化吸収力を向上。料理はもちろん、食後に温かいお茶として摂取するのがおすすめ!
ローズマリー、タイム、カモミール、オレガノ、レモングラス、シナモン、ペパーミント
苦味族
消化不良や胃もたれといった症状の緩和に効果的。消化液の分泌を増加し、脂肪の消化に重要な役割を果たす胆汁の流れを刺激。お茶や料理向き、食前や食中に摂取するのがおすすめ!
タンポポの葉、ローズマリー、オレンジピール、ペパーミント、レタス、コーヒー、紅茶
おわりに
秋になると食欲のなかった夏の分を取り戻すかのような反動がやってくる方も少なくないと思います。(私はそんなタイプです。)秋刀魚も食べたいし、栗にさつま芋に梨にぶどう、みかんも大好きです。秋限定の美味しそうな商品もたくさんあり、常に何か口にしています。笑
「美味しくたくさん食べたい。」「胃もたれを防ぎたい。」など、自分の体に合わせてハーブをチョイスして、短い秋時間を楽しんでくださいね。