おうちでも育てやすく活用しやすいおすすめハーブはありますか?
今日はそんな質問にお答えします。一足先にラジオでもお話しているので、こちらもどうぞ。
この記事では、育てやすいハーブのポイント2つと筆者おすすめのハーブを3つお伝えします。
目次
育てやすいハーブのポイント2つ
ズボラさんにとってハーブ選びで譲れない大事な基準は、とにもかくにも「手がかからないこと」ですよね。そのためには以下の2つがポイントになります。
ポイント1 寒さに強いハーブを選ぶ
日本の寒い冬を越せる元気で丈夫なハーブを選びましょう。生命力が強く病気になりにくいものが多いので必要以上に手間がかかりません。
- 鉢植えの場合、冬には軒下に移動させるだけで良い
- 東北以北の寒さが厳しい地域では室内に入れてあげるとさらに良し
ローズマリー、タイム、ミント、ラベンダー、オレガノ、レモンバーム etc
ポイント2 多年草ハーブを選ぶ
植えっぱなしでOKな多年草は、すぐに枯らしてしまいがちな人や忙しい人にもおすすめです。
- 広い庭がなくても小さなプランターで十分
- 根詰まりを防ぐため2年に1度は大きな鉢に植え替える
レモンバーム、ローズマリー、セージ、ミント、カモミール、ワイルドストロベリー etc
おすすめ1 ローズマリー 耐寒性多年草
常緑なので一年中収穫でき、手間いらずでズボラさんにぴったり。ローズマリーの香りには「記憶力を高める効果」が研究で明らかになっています。集中力を高め、効率をあげて仕事をしたいときにおすすめです。また、料理やお茶といった手軽なものからスキンケアアイテムまで幅広く活用できるのもローズマリーの良さです。
ローズマリーのはたらき
- 細胞の老化を防ぐアンチエイジング力に優れている
- 血の流れを良くし新陳代謝UP
- 抗ウイルス作用で風邪予防、花粉症予防
すぐできる活用法
- 料理の香りづけ
- おかし作り
- フレッシュ/ドライハーブティー
食用として使いやすいので、料理が好きな方にぴったり!
おすすめ2 レモンバーム 耐寒性多年草
レモンのような香りが特徴のレモンバーム。冬には姿を消しますが、春になると芽を出し夏までにモリモリと育ちます。冬は特に手入れすることなく放置で良いので、ズボラさんには何ともありがたい存在。リラックス作用に優れており、レモンの爽やかな香りが、元気がでないときや落ち込んだときにそっと背中を押してくれます。
レモンバームのはたらき
- 心身のリラックス効果
- 消化器系の不調を改善する
- 抗菌作用で風邪予防
すぐできる活用法
- フレッシュ/ドライハーブティー
- 入浴剤として
フレッシュレモンバームティーは手軽でおいしい!はちみつとの相性も◎
おすすめ3 カモミールローマン 耐寒性多年草
白い花が見ているだけでかわいらしいカモミール。蒸れを嫌うので、夏場は風通しの良い場所においてあげましょう。カモミールは心身のリラックス作用に優れています。落ち着きをもたらすので、「一人になりたい」「自分を深く見つめたい」そんなときには、良き相棒になってくれるでしょう。
カモミールローマンのはたらき
- 心身のリラックス効果
- 安眠を促す
- 頭痛や筋肉痛など体の痛みを和らげる
- 胃痛や便秘など消化器系の不調を改善
- 肌の炎症やかゆみを和らげる
すぐできる活用法
- フレッシュ/ドライハーブティー
- お部屋にかざる
- 入浴剤として
観賞用としてもかわいいので全ての女子におすすめ!
おわりに
今回はズボラさん向けに育てやすく活用しやすいハーブをお届けしました。
おうちで植物を育てること自体が、深いリラクゼーションにつながるのはもちろん、役に立っているという自己効力感・相手の気持ちを察する思いやり・充実感・達成感など、私たちの内面も育むことができる素晴らしい手段となります。
「もっとハーブ栽培のことを知りたい」という方はこちらの本がおすすめ!
育て方のコツや活用法が、見やすい&分かりやすくまとめられているで、これ1冊あれば十分です。ぜひ、自分にぴったりのハーブを見つけてハーブ栽培を楽しんでくださいね。
素敵なハーブライフになりますように!