ハーブ基礎知識

長持ちするドライハーブの作り方

購入したフレッシュハーブが少し余ったり、庭でたくさん取れて使い切れないときなどは、ドライハーブにしておくと色々な場面で活用できてとても便利です。

今日は、より鮮度や彩度を長持ちさせるドライハーブの作り方をご紹介します。

目次

長持ちのポイント3つ

長持ちさせるためのポイントは、劣化の原因となる以下の3つを防ぐことが大切です。

酸化を防ぐこと
湿気を避けること
直射を避けること

気温や湿度が高いとカビが発生したり、酸化が進むことで色や香りが薄くなってしまう原因になってしまいます。

このような劣化の原因を防ぎながらドライハーブを作るには、いくつか気をつけたいポイントがあるので次でご紹介したいと思います。

ドライハーブの作り方

基本の作り方
1)フレッシュハーブをさっと水洗いする
2)キッチンペーパーで水気をよく拭き取る
3)ハーブが重ならないよう広げて干す

カビの発生を防ぎながらドライにし、ハーブの色鮮やかさを保つには、以下のことに気をつけることが大切です。

  • 日陰で干すこと
  • 風通しをよくすること

特に、メッシュ素材など風が通り抜けやすいものを選ぶとより早く綺麗に乾燥させることができます。

ちなみに私は少量ずつ干すため、このようなラタンのキッチンマットを使っています。

ローズマリーなどの枝がしっかりしているハーブは束ねてキッチンに吊るしておくだけでもOKです。必要な時にちぎって使うことができるのでとても便利。

最近はこのような可愛いキッチンリースも人気があります。

引用:GARDEN STORY

気になる方はこちらからどうぞ。

番外編 電子レンジを使う

洗ったハーブをキッチンペーパーに挟み、レンジで30秒~1分(600W)チンするだけでも簡単にドライハーブを作ることができます。
時間がないときや私のようなズボラさんにぴったり。葉が薄いものは焼けてしまうこともあるので、様子を見ながら水分を飛ばしてくださいね。

保存方法

出来上がったドライハーブ長持ちさせるためには、保存方法も重要になります。

  • しっかりと蓋が閉まる瓶の保存容器がおすすめ
  • 直射を避け冷暗所で保管(梅雨や夏など高温多湿な時期は、冷蔵庫でもOK

湿度が高い水まわりはカビが発生する原因となるため避けた方が良いです。
また、紫外線は色あせや品質を落とす要因となるので、布をかぶせたり色の濃い瓶を使うなど工夫してみてくだいね。

「香りや色が薄くなった」「変な匂いがする」「カビっぽい」など、いつもと違う変化に気づいたら、すぐに使用は中止しましょう

おわりに

ドライハーブは適切に保存すれば1年は保存できると言われてます。

スーパーなどで購入したドライハーブティーなども、箱のまま保存するより瓶に移し替えることで鮮度をより高く保つことができます。(その際は日付などを書いたラベルをお忘れなく!)

美味しく楽しいハーブ時間が過ごせますように。

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