【心がささくれてきた時の処方箋】日常にたくさんの喜びを見出す方法。

今日はおすすめしたいTEDトークを紹介します。

ちょっと心がツンツンささくれて、良いことなんて全然ない…と思ってしまうような、そんな落ち込んだ時にもきっと前向きにさせてくれる「喜びを見出す方法」についてのお話です。

そして色々あった2020年ですが少しでも心穏やかに締めくくり、来年を気持ちよく迎えたいあなたにも、ぜひ最後まで読んでみて欲しいです。

『喜びはどこに隠れ、どう見つけるか。』

何回見ても心が揺さぶられ、大事なことを思い出させてくれる大好きなTEDトーク。
それがイングリッド・フェテル・リーさんの『喜びはどこに隠れ、どう見つけるか。』

「人の喜び」とは一体何で、どこからやってくるのか？というテーマを、なんと10年もかけて解き明かしてきた彼女。すごい熱量…！

彼女によると、喜びは感覚から始まる。

ここでちょっと考えてみて欲しいのですが、
あなたが最後に喜びを感じたのはいつですか。そしてそれはどんなことですか？

私は、さっき朝ごはんにホットケーキを焼いた時。ふっくら焼き上がった瞬間。
丸くてかわいいい甘い香り。どんなハーブティーと合わせようか想像力を掻き立てられました。今もそのワクワクの余韻に浸りながらこのブログを書いています。

人には喜びを感じるパターンがある

彼女によると、人が喜びを感じるものにはパターンがある！それは、

• 鮮やかな色
• 丸いもの
• 対照的な形
• 軽さや上昇する感覚
• 豊かな感覚

先ほど考えてもらったあなたの喜びは、上記のどれに当てはまりますか？

この「喜びのパターン」から分かることは、性別や年齢・国籍など一切関係なく、全ての人に普遍的な喜びが存在するということ。

彼女の「世界は政治的に分断されているけれども、人の心の奥ではみんな似たようなものに喜びを感じ繋がり合える」と言うメッセージにすごく心を打たれました。

そもそも人間がこのようなパターンに喜びを感じるのは、生存本能に深く基づいているらしいのです。鮮やかな色は命やエネルギーを表し豊かさを、逆に色の乏しさは危険を感じるよう本能に備わっているのです。

日常から喜びを見つけ出す方法

「喜びを感じるものにパターンがある」という事が分かると、暮らしの中にある小さな喜びを見つける楽しさに気づくはず。そしてそれは同時に、喜びは自分の意思で生み出せるものでもあるのです。

彼女が言うように、もっとたくさんの喜びに出会えるようにする方法を見つけることが、ストレスフルで不安定な時代を、自分らしく幸せに生きるヒントになるのではと思います。

私は先述の喜びを感じるパターンのうち「鮮やかな色・丸いもの」この２つを意識して暮らしに取り入れるようになりました。

• お花のハーブティーを入れてポットの中をお花畑のようにしてみたり
• カラフルなワンピースを着てみたり（今までは黒や茶色が多かった！）
• ブックカバーをカラフルな花柄のものにしたり
• 円形だったり丸みを帯びている小物を選ぶようになりました

そうすると、周りからも「その色いいねえ！」とか「それ可愛い〜！」と、かけてもらえる言葉に変化が見られるようになりました。素直に嬉しいし、こうして周りにもトキメキを与えていることにも嬉しくなったりします。

ちょっと心が落ち込んだ時は、ぜひ喜びを感じるパターンを身の回りに探してみてください。そしてちょっと元気になったら、いくつかのパターンを自分でも取り入れてみるのがおすすめです。きっとあなたを励まして、前向きにさせてくれるパワーを与えてくれると思います。

 

もっと具体的な実践法を知りたい方は

彼女の書籍『Joyful』では、幸せに生きるために身に付けたい”喜びの感性”について具体的に10の美学が示されています。

それぞれの美学をどのように私たちの日常に活かし、喜びや幸せを自ら生み出す事ができるのか？実践的なワークを通して自分にあった方法を見つけることができます。「日常の見え方」を大きく変える、そんなワクドキするような体験ができる１冊です。

2020年はいつもよりストレスが溜まり、周りにも自分にも優しくなれない人や、いつまでコロナが続くのだろうと憂鬱でやる気が湧かない人、環境の変化についていけず調子が狂ってる人など…人それぞれいろんな悩みを抱えて過ごしてきたんじゃないかな、と思います。

2021年の日常を、より幸福に満ちた年にしたい方にも、ぜひ手にとって読んでみてほしい１冊です。