幸せホルモン【セロトニン】を増やして穏やかな日々を過ごす方法

生きている限り、ストレスを無くすことは不可能。どんなに幸せそうな人でも、何かしらのストレスを抱えて生きています。上手にストレスを受け流し、自分をコントロールできたら？もっと理想的な毎日を過ごせそうだと思いませんか。

この記事では、ストレスにコントロールされず、心穏やかに毎日を過ごすためのカギ「幸せホルモン：セロトニン」について、その素晴らしいパワーをご紹介します。

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セロトニンとは？

まず、セロトニンとは脳内の神経伝達物質のこと。

「セロトニン神経」は、脳幹という脳の最も重要な部分から、脳全体に張り巡らされています。私たちが起きている間ずっと（1秒間に2～3回の電気信号を出し続ける！）セロトニンを放出しています。

しかし、睡眠時にはほとんど放出されなくなります。これによりセロトニンは脳に「（冷静な）覚醒」をもたらす物質と考えられています。

セロトニンの特性

さらにセロトニンは、感情を司る脳と深い関わりを持っています。そのため、やる気や幸福感につながることも明らかになっており、セロトニンの働きが衰えると不安を感じやすくなったり、心が不安定な状態に陥りやすくなります。

セロトニンを活性化して得られる６つのパワー

心を乱されず、落ち着いて物事を捉えられるようになるには、セロトニンがもたらす「冷静な覚醒」が必要。セロトニン神経を鍛えることで安定した精神状態に近づきます。

セロトニンは少ないと困るけれど、増やしすぎて困ることはほぼないそう。「それならしっかりセロトニンが分泌できる体を手に入れたい！」と思ったあなたに朗報です。セロトニン神経を鍛えるためにできる３つの方法をご紹介します。

セロトニンを増やす３つの方法

誰でも簡単にセロトニン神経を鍛えることができる３つの方法とは

1. 太陽の光を浴びる
2. リズム運動をする　
3. 食事から摂取する

以上です。そんなに難しくなさそうでしょう？今からでも、どんな人にでも出来るシンプルなことばかりです。

① 太陽の光を浴びる

目から太陽の光を取り入れることでセロトニン神経が活性化し始めます。曇っていても人間は太陽の光線を感知できるので（すごい！）そんな素晴らしい私たちの体を信じながら、朝はカーテンを開けて、しっかり目から光を取り入れていきましょう。

② リズム運動をする

ジョギングやウォーキング、ヨガ、ダンス、腹式呼吸、ガムを噛むなど、一定のリズムを刻むものであればどんな運動でも効果があります。激しさや時間の長さは関係なし！1日長くても30分程度で充分だと言われており、それよりも長期間つづけることが重要です。ケガや病気で動けない人でも、呼吸やガムを噛むといったリズム運動ならきっと取り入れられると思います。あなたのライフスタイルにあったリズム運動を探してみてください。

③ 食事から摂取する

セロトニンはトリプトファン・炭水化物・ビタミンB6をメインに生成されます。そのためトリプトファンを多く含む食品（豚肉・乳製品・大豆製品・卵など）を積極的にとりましょう。特にバナナは上記の全てを含んでいるので、セロトニン生成にぴったりの食材。朝ごはんには是非バナナを！

おわりに

体は３ヶ月くらいで変化し始めると言われています。良くなったからといってそこで終わりにするのではなく、楽しみながら続けられるものを見つけたり組み合わせることで、生活の一部として習慣化できると良いですね。

以前の私は低血圧ということもあり天気の影響を受けやすく、くもりや雨の日は頭が冴えずぼーっとする・体が重い・寝ても寝ても眠い…そんな状態でした。

2020年４月から毎朝10～15分のヨガを取り入れてかれこれ10ヶ月。初めは運動不足を解消したくて始めただけでしたが、いつのまにか毎朝スッキリ目覚められるようになり、体や心の気だるさを感じることがずいぶん減った気がします。

これはきっとセロトニンのおかげだ！と思いますが、やっぱり体はきちんと応えてくれるものなのだなぁと、自分の体を通してそんなことが分かるのはとても喜ばしい。もっと自分を大事にしようと思えてきます。

ちなみに続けることが難しい…という方はこの２つを心がけてみると良いですよ。

• できそうなことを短時間（〜10分）で取り入れる
• １日や２日できない日があっても自分を責めない

セロトニンを増やすことで、ストレスをコントロールし、穏やかな毎日が過ごせますように！